丸テーブルを囲むように座り、ブレリアのリズムを刻むところから始まりました。最初に先生が、パルマのトーンとボリュームを示して下さり、私達も打ち始めました。
先生が、コントラ・ティエンポをいれると、遅れてしまったり、逆に速くなってしまったりします。先生は、打ち方のテクニックよりも、「緊張」していることが原因と、ご自分のタブラオでの体験談をまじえながら、話して下さいました。自分の出している音が、実は自分の心の状態の反映であることが、よくわかりました。
また、歩きながら、お喋りしながらパルマをするなど、今日からすぐ取り入れられるトレーニングなども伝授して頂きました。
アルティスタは、舞台の上であっても、内面は、リラックスしていること、パルマを始める際の自分のポジション、ポーズを見つけること、フィン・デ・フィエスタでは、どこに注意を向けてパルマをするべきか?などを解りやすく、「パエリア鍋の火」に例えてお話して下さいました。
生徒だけでパルマをしても、しっかりとしたリズムとノリが出るようになりたいと思いました。
予定時間を45分も超過して教えて下さったベニ先生、心からありがとうございました。決して、鬼コーチではないので、「リズム怖い」と思わずに、是非とも参加してみて下さいね。きっと発見があると思います。